2025/07/10 18:08
こんにちは、株式会社FCS代表の川村慎吾です。
今日は「防災チェア」について、少しだけご紹介させてください。
■ 防災グッズが“使われない”理由
私たちはこれまで防災士として、現場や施設、個人宅で多くの防災相談を受けてきました。
その中でいつも感じていたのが、
「防災セット、持ってるけど押し入れの奥に入れっぱなしです」
「どこにあるか分からなくなっちゃって…」
という声の多さです。
せっかく備えたのに、いざという時に使えなかったら意味がない。
この課題に、私たちなりの答えを出したいと思ったのが、今回のプロジェクトのきっかけでした。
■ 「座れる・置ける・持ち出せる」が一つに
私たちが今開発しているのが、“椅子のように見える防災セット”=「防災チェアー」です。
玄関やリビングなど、目に見える場所に自然と置けて、
普段はちょっと座ったり、荷物置きとしても使える。
でもその中身は、防災士が監修した「72時間を生き抜く」ための備えがぎっしり。
さらに、片面にはリュック型の収納口があり、
非常時にはそのまま背負って避難することもできます。
■ 市場にあるようで「なかった」もの
実は、市場にも「座れる収納ボックス」や「見た目がシンプルな防災セット」は存在します。
でも、それらはあくまで見た目や収納性だけを重視したもので、
中身まで本当に“必要なもの”が厳選されている商品は、ほとんど見当たりません。
株式会社FCSでは、防災士である私たち自身が1点1点の中身を選定・検証しながら詰め合わせています。
■ こんな方におすすめです
防災バッグの置き場に悩んでいる方
家族全員で“目に見える備え”を共有したい方
法人・施設で見た目にも配慮した備えを導入したいご担当者さま
■ 最後に
災害が起こるかどうかは、誰にもわかりません。
でも、備えていたかどうかは、今日から決めることができます。
「防災を、しまいこまない」
そんな新しいスタイルを、FCSはこれからも提案し続けていきます。